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院長 廣瀬 洋一郎
当院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。院長の廣瀬と申します。当院ではスタッフ一同、地域の皆様の健康をお守りするのが使命と感じております。
おなかの病気のことだけに限らず、「どの科で診察を受けたらいいの?」などのご相談もお受けいたします。実際に診察させていただいて、医療機関をご紹介いたします。まずは気兼ねなくご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
当院について
腹痛、便秘、下痢、嘔吐、食欲不振などの各種消化器に関するお悩みのほか、めまい、頭痛、メタボ健診、ちょっとした怪我など、気になるところがございましたら、なんでもお気軽にご相談ください。
医師を目指した理由
ご出身はどちらですか?
岐阜です。
生まれは京都ですが、ほんのわずかしかいなかったのでそれ以後はずっと岐阜で育ちました。高校を卒業して東京の大学で学び、卒業後は大学病院に勤めていました。
その後も関東の病院に外科・消化器内科の医師として約11年間、地域医療に従事していました。
先生が医師を目指したきっかけはなんですか?
医師の家系に育ちましたので小さい頃から漠然と「自分も医者になるのかな」とは思っていましたが、中学生頃になって父の仕事が理解できるようになり、「医師という手段で人助けをしたい」と思うようになったのがきっかけだと思います。
医師であるお父様をみられてきて何かお感じになることはありましたか?
父の仕事は夜が遅かったり、休日もなかったりしていましたが、それが普通だと思っていました。そのおかげか勤務医時代の同様な働き方にも、あまり違和感を感じませんでしたね。時間外という観念はありませんでしたし、余暇の時間がなくても「そんなものかな」と思っていました。私はもともと、困っている人を見たら何とかしてあげたいと思う性分なんです。父親譲りの性格でしょうね。私は人を助けるという行為を、ありがたいことに「病気を治療する」という形であらわすことができる機会に恵まれたのだと思います。
内科を志望の医師が外科を学んだ理由
先生が当初、外科を先行されていたのには何か理由があるのですか?
私は当初から「まちのお医者さん」として岐阜へ戻ることを考えていました。
私の中で「内科の医師には手術という選択肢がないので、あくまで薬を重視した治療を進めるか、内科的に対応が難しい病気では外科の医師に頼らざるをえない」という考えと、「外科の医師は手術という手段を重視しがちである」という考えがありました。
病気に対する治療に関していえば、確かに内科的アプローチ、外科的アプローチ共に有効な手段です。
そこで、私は「まちのお医者さん」として、患者様にとってその場その場で有効な手段をとるためには、両方のアプローチを知るべきだと思ったんです。
その人には今、手術が必要なのか、薬でもいいのか、あるいはどのタイミングで手術に切りかえるのか、そういう知識が必要になってくると思ったんです。
はじめから内科に進むより、外科の知識も持った内科の医師を目指す方が知識が広がるのですね。
私としては内科の医師から外科の医師になるのは、体力的な面などから考えても難しいのではないかと思います。だから私はまず外科の医師を選んだのです。
そこで外科的な知識、特に消化器外科を学んで12年、ある程度の経験と知識を手に入れることができたと感じたので、2003年に岐阜へ戻ってきたのです。
その後、岐阜大学第一内科学教室の森脇主任教授をはじめとする、たくさんの先生方にお世話になって、約5年間内科の医師としての修行をさせていただき、少し自信が出てきたときに今回、「まちのお医者さん」になるチャンスがやってきたのです。
外科と内科ではどんな違いを感じましたか?
病気の進行や治療経過に関していえば、外科では特に術後経過などにおいて、時間単位で考える事が多いのですが、内科では日、週単位で考えることが多いようです。
もちろん急性期などの病気では違うことがありますが、例えば腎臓病や心臓病、不整脈、糖尿病なんていう慢性的な病気は数日や1週間単位で病状が変化するんです。
例外もありますが、おおむね病気というのは、病気にかかってから治療を開始するまでの時間と、治療完了までの時間がほぼ比例するような印象をもっています。
いずれにしても、病気に対して診断や治療が早期にできれば治療完了まで早いですし、患者様への負担も小さくて済むでしょう。
医師のネットワーク
先生はお医者さんの知り合いが多いと伺ったのですが?
岐阜大学医学部附属病院や岐阜県総合医療センターなどの市内の基幹病院をはじめとしたいろいろな病院において、内科の医師として勤務させていただく機会を得ることができました。
そこでたくさんの先生と知り合いになるきっかけがあったのです。
地域の皆様のかかりつけの先生になりたい。そのためにできる限りの治療はしたい。そして最初から最後まで一貫した主治医としての責務を果たしたい。私は常にそう思っているのです。
しかし、より知識、技量が必要な病気の場合、残念ではありますが私ではお役に立てないこともあるのです。
そんな時にはせめて、私の頼りにできる先生をご紹介したいと思っています。
その人柄や治療の技術を直接知ることのできた先生方とのネットワークは、私の大きな財産ですね。
先生の場合は患者様に合わせた紹介をいただけるということですね。
ということであれば、頭のてっぺんからつま先までご相談にのっていただいてもよろしいんでしょうか?
おっしゃるとおりです。
そういうことが「まちのお医者さん」、「かかりつけ医」の責務だと思います。
転んで怪我をした、子供が頭を打った、骨が折れたというような時にもクリニックが近くなら見ていただいても良いんですね?
もちろんです。誠心誠意対応させていただきます。
ただし、産婦人科の分野や1歳未満の赤ちゃんには何もできない可能性もあります。ですが患者様の症状を伺って紹介状を書くことや、紹介の電話をすぐする、場合によっては私を含むスタッフが救急車に付き添って行くというようなことはできるかと思います。